ちろる

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LinuxでOpenFOAMのソースをビルドする(dockerを使わずに入れる)

追記(2019.8.15): 公式サイトに書いてある環境すでに整っている程で書かれています。gccが古かったりすると希望のバージョンが入らないかもしれない。

1.必要なファイルをダウンロード

以下のコマンドを実行し、"OpenFOAM-2.1.1.tgz"と"ThirdParty-2.1.1.tgz"をダウンロードする。

wget "http://downloads.sourceforge.net/foam/OpenFOAM-2.1.1.tgz?use_mirror=mesh" -O OpenFOAM-2.1.1.tgz
wget "http://downloads.sourceforge.net/foam/ThirdParty-2.1.1.tgz?use_mirror=mesh" -O ThirdParty-2.1.1.tgz

2.ダウンロードしたファイルを解凍

mkdir $HOME/OpenFOAM
tar xvzf OpenFOAM-2.1.1.tgz -C $HOME/OpenFOAM
tar xvzf ThirdParty-2.1.1.tgz -C $HOME/OpenFOAM

3."$HOME/.cshrc"を編集

追記(2019.8.15): echo $SHELLで自分のシェルが何なのか(bashとかzshとかcshとか)を確認して、それに合わせた設定ファイルにOpenFOAM/OpenFOAM-○.○.○/etc/内のシェルを読み込ませる作業。

以下のコードを.cshrcに書き込む。(ない場合は新規作成)
※".cshrc"は再ログインしないと変更が適用されないので注意。

source $HOME/OpenFOAM/OpenFOAM-2.1.1/etc/cshrc

4.ThirdPartyとOpenFOAMをビルド

あとは、以下のコマンドでそれぞれをビルドすれば完了
(3時間くらいかかる)

追記(2019.8.15): もしかしたらエラー吐くかもしれない。適宜足りないものインストールしたりして対応してくれ。

$HOME/OpenFOAM/ThirdParty-2.1.1/Allwmake
$HOME/OpenFOAM/OpenFOAM-2.1.1/Allwmake

以上でOpenFOAMのインストールは終了しているはずなので、OpenFOAMのホームページにしたがってUser Configulationを行えばよい。

OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析

OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析